年間の70～80％の紫外線は、4月から9月に降り注ぐ！

4月から紫外線量が増加することから

春からの“先取り日差しケア”の重要性を伝えてます

この時期は、日差しの肌への刺激が強くなり始める

まさに“夏美容はじめ”をするタイミングです。

紫外線が身体に及ぼす影響のうち

代表的なのは、皮膚のシミやシワの原因になること

地上まで届く紫外線は、UV-AとUV-Bの2種類あります

 

☀UVBは

短時間で皮膚に炎症（赤み、腫れ、水疱など）を

起こさせる作用があります。

炎症がおさまると

数日して皮膚のメラニン色素が増加して

黒く変化します

約1ヶ月で新陳代謝によってはがれ

元の肌色に戻りますが

くり返しUVBを浴びることは

しわやしみなどの皮膚老化を促進します

 

☀UVAは

肌の奥深く真皮まで届き

肌の弾力の低下や、しわ、たるみなど

皮膚の老化を促進します。

雲やガラスを透過するため

くもりの日や室内にいる場合でも肌に影響を与えます。

ところで、日焼け止めは紫外線の強い季節だけ
使えばいいと思っていませんか？ 
シワ、たるみ、開き毛穴など、紫外線によるダメージは肌老化につながります。

日頃からの紫外線予防を

避けることのできない紫外線と

うまくつきあうには「日焼け止め」

日傘や帽子、日焼け止めクリームの活用！

日傘や帽子は、白っぽいものより

黒や濃紺のほうが紫外線をさえぎる効果が強いです

 

♯SPFとは

数字で表記されている「SPF」は、

“サンプロテクションファクター”の略で

主にUVB防止効果を示す数値です。
紫外線が当りだしてから日焼けをするまでの

時間(個人差はありますが、15～20分ほど)を

“何倍に遅らせられるか”を意味しています。

♯PAとは

PAは、“プロテクショングレイドオブUVa”の略で、

主にUVAの防止効果を示す数値です。
＋の多さがUVAに対する効果の高さを示してます

 

現在、日本で設定されているSPFの最大値が「SPF50」です。

上の「SPF」の説明でもわかる通り

SPF50には、15～20分✕50＝750～1000分（＝12〜16時間）の間

日焼けを抑制する効果があることになります。

普段使いには大きすぎる数値と感じるかもしれませんが

以下の環境におかれている人は

このくらい強力なものを使用し

紫外線から肌をしっかりと守りましょう。

・なかなか塗り直しができない ・日焼止めクリームが落ちやすい ・紫外線がものすごく強い場所（公園や海辺など）

とはいえ、効果が高いものは、肌への負担も大きくなる恐れがあります。

 

日常生活ではSPF30程度でOK

「絶対日焼けしたくないからいつもSPF50＋の日焼け止めを使っている」
という人もいるかも知れませんが
買い物、通勤、軽いスポーツならSPF30もあれは十分です。

高SPFタイプはUVカット効果は高いですが
日焼け止め成分の濃度が高かったり
シリコンオイル系など肌に密着する成分が入ったりしています。
汗や皮脂には強いのですが
肌に負担がかかりがちです。
もちろん、強烈な紫外線を浴びる日は高SPFタイプを選び
使い分けるといいでしょう。